まちづくりを、さとづくりに

さとづくり48について

まちづくりを、さとづくりに

福岡県宗像市にある日の里団地は、今から約50年前に完成し、最盛期には約20,000人が暮らしを共にした九州最大級の集合住宅です。2020年、老朽化が進み人が住めなくなった一部閉鎖棟を解体し、次の50年を暮らす場をつくる団地再生プロジェクト「さとづくり48」が始動しました。言葉としては月並みかもしれませんが、古くなったものをただ壊して、新しくつくり変えるのではなく、日の里団地や宗像という地域で大切にされてきた「気持ちのバトン」を次の世代へと受け渡すことをテーマにさまざまな活動をおこなっています。本来は解体予定だった「48号棟」は、プロジェクトのメンバーで修繕しながら、「地域の会話を生む」場所として生まれ変わってきています。「地産地消を目指すブリュワリー」や「コミュニティ拠点となるカフェ」、「子供たちが活き活き成長する保育園」など、地域の中での話のタネになっていく「地域の文脈」を後押しする機能がどんどん生まれていく予定です。誰かにつくってもらう「まちづくり」ではなく、地域の人たちが主人公になってよく変化させていく「さとづくり」を目指していければと思います。

さとづくりの舞台

さとづくりの舞台は日の里5丁目。50年の歴史の中で老朽化し人が住めなくなった閉鎖棟10棟のうち9棟を解体。1棟を自分たちでコツコツリノベーションして、コミュニティ施設「ひのさと48」として利活用していきます。2023年にはさとやま住宅地として再生していきます。

サスティナブルコミュニティの醸成

街びらきから50年。歴史の中で醸成されきた日の里コミュニティを、未来にどう渡していくか。無理をせず楽しみながらそれぞれのペースでコミュニティ持続させるために6つのテーマを設けています。

Culture|日の里の歴史や文化
日の里の歴史や文化を知ることが今を知ることになる。文脈を大切にしながら人が交ざりあう場や活動をつくります。

Work|雇用とはたらき方
ベッドタウンは新しい生態系に。「職」「住」「遊」が交わる環境をつくり新たな雇用やはたらき方を考えます。

Education|地域と共にある学び
学校だけでなく、地域全体を学びの場として捉えた活動の展開。子供たちの生きる力を育んでいきます。

Mobility|モノと人の動き方
人もモノも動く社会へ。新しい移動手段や、移動販売などモビリティを広く捉えた環境を考えます。

Food&Energy|消費の仕方
コミュニケーションが起こる消費を考える。地域といっしょに試行錯誤し、新しい消費サイクルをつくっていきます。

Relocation|住まいや拠点の考え方
エリアマネジメントを通じて地域の価値をつくる。移住希望者や新しい観光に注目される環境をつくっていきます。

【We are here!】

ひのさと48へのアクセス

現地へのアクセスは、JR東郷駅日の里口から徒歩約15分です。駅からタクシーをご利用の場合は「48号棟まで」とお伝えいただくか、下記住所をお知らせください。
〒811-3425 福岡県宗像市日の里5丁目3−98日の里団地48号棟(Google Mapで見る)

【お問い合わせ】

プロジェクトへのご意見やご質問

遊びにきてみたい!活動に参加してみたい!宗像市や日の里に住んでみたい!さとづくり48へのご意見やご質問はこちらからお問い合わせください。お問い合わせの内容によっては、回答にお時間をいただく場合もございます。

    ご記入いただいた内容を再度ご確認ください。下記のボタンを押すと内容を送信いたします。